子どもの肥満に薬と手術?

皆さまこんにちは。

アメリカの CDC によると、2 歳から 19 歳までの子どもの約 20% が肥満の影響を受けているそうです。

日本でも子どもの肥満は増加していますが。

米国小児科学会の新しいガイドラインは、肥満手術を含む若者の肥満の積極的な治療を推奨し注目を集めています。

発表された73ページの小児科ガイドラインは、肥満の子どもに「適切な治療を不必要に遅らせる」ことを拒否しました.


6歳以上の子どものための集中的な行動療法とライフスタイル療法

12 歳以上の子ども向けの減量薬

13 歳以上の 10 代の肥満手術

このガイドラインに対する批評家は、積極的で費用がかかり、医療指向のアプローチは、不平等な治療へのアクセス、小児肥満の社会経済的および環境的原因、食品マーケティング、およびその他の要因を無視しると述べています。 薬、手術、個人に焦点を当てたアプローチは、根本的な原因に対処しないため、間違いであると批評家は言います.

ド・ボーモント財団の責任者ブライアン・カストルッチ氏は、「より良い健康を生み出すための政策や環境ではなく、個々の患者が何をする必要があるかに焦点を当てる」ことに賛同しません.

もう 1 つのリスク: ガイドラインが BMI に焦点を当てていることは、BMI が高い一部の子供が健康で、よく食べ、単に「体が大きい」という事実を無視する可能性があると、ニューヨーク タイムズは報じています。

参考

New guidance in U.S.: Use drugs, surgery early for obesity in kids.https://www.ctvnews.ca/health/new-guidance-in-u-s-use-drugs-surgery-early-for-obesity-in-kids-1.6226241

肥満に関しては、環境や食生活が影響します。貧困の方は肥満傾向という結果も出ています。安易に薬や手術で対応することに私は賛同しません。

皆さまはどう思いますか?

今日も見ていただきありがとうございます。

Profile

大友光恵
大友光恵
大学講師 ( 公衆衛生看護学)
興味関心は、母子支援のための病院と地域の連携、看護職のモチベーションアップ、女性の生きる力を引き出すこと。
大学講師 ( 公衆衛生看護学) 興味関心は、母子支援のための病院と地域の連携、看護職のモチベーションアップ、女性の生きる力を引き出すこと。