パルスオキシメーターについて

現在コロナ禍において、パルスオキシメーターの需要が高まっているようです。昨年はマスクが、ネット上で高額で販売されていました。今は酸素缶とパルスオキシメーターの転売が行われ、有名なフリマアプリは転売を防止するために出品販売を禁止しました（2021年9月3日時点）。自宅療養の方が増えたので、これは高く売れる！と思った方が転売しているのだと思います。

ところで、皆さんパルスオキシメーターは何を図っているかご存じでしょうか？

▶血中酸素飽和度です。

簡単に言うと、血液中のヘモグロビンが酸素をどれくらい捕まえて、体中に運んでいるかです。値は95%以上であれば心配はありません。激しい運動をした時などは90%以上であれば大丈夫でしょう。体は常に酸素と栄養を必要とします。血液が循環し、酸素が十分にいきわたっていることは、健康な体を維持するために必要です。

心配でパルスオキシメーターが欲しい方は、スマートウォッチを購入してはどうでしょうか。

スマートウォッチには、血中酸素という項目があります。血中酸素飽和度を測っています。

スマートウォッチは、時計の他、心拍数や万歩計、睡眠時間や睡眠の深さ、ストレスを測る機能もついています。

中国のHuawei であれば、手ごろな価格で購入できます。先日、HUAWEI スマートウォッチ Band 6 8000円くらいの物を購入しました。

ずっと座りぱなしでいると「立ち上がって動きましょう」と警告もしてくれます。オンラインの仕事が増えているため、座りっぱなしが続き、肩腰など不調が出やすくなっています。ずばり、運動不足です。これを購入してから、できるだけ8000歩以上歩くことを目指して、努力するようになりました。

健康管理にとても良いと思いました。

Huawei 製のデメリットとしては、スマホと連動するのでスマホを持っていないと活用できません。また初期設定がよく分かりにくいという点です。高齢者で、スマホを使い慣れていない人には難しいかもしれません。上手くいかない時は、子どもや孫に頼ると良いかもしれません。

私のスマートウォッチの記録によると、寝ている時はほんの少しの間だけ血中酸素飽和度が80％代になる瞬間もあるようです。私は何の不調も感じないので、問題としていません。正しく感知していない可能性もあります。血中酸素飽和度 90％未満が長時間続き、息苦しかったり、昼間不調をきたしたりする人は受診をした方がいいと思います。しかし、たまに一瞬だけモニターされる方は、起きている時に何も感じていなければ問題がないでしょう。

健康管理にスマートウォッチおすすめです。

パルスオキシメーターについて詳しく知りたい方は、こちら☞よくわかるパルスオキシメーターのパンフレット,日本呼吸器学会