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誰にも求められなくても研究をすすめていいのかも


皆さま、こんにちは。

私は子ども虐待発生予防のための看護について研究を進めています。

最初の研究は、虐待予防のための助産師と保健師の連携の研究です。

その研究から、システムをつくる、動かすのは人の要素が大きいことがわかりました。

システムがなかったら作る!

システムがあっても形骸化したら意味をなさない!

つまりシステムを動かすのは人の熱意、心だと分かったのです。

子ども虐待は特別な親だけがするのではありません。

それは保健センターで働いていると良くわかりました。

できるだけ親も子も幸せに生きてほしい。

そのために看護職(助産師、看護師、保健師)ができることはかなりあると思います。

困っている人を何とかしたいというのは看護職の性ですね。

看護職ができることは、精神的なサポートの部分が大きいと思います。それだけに精神的なダメージもかなりあります。

親子の幸せのために一生懸命関わっているのに虚しく、疲弊する日々も多々あります。そんな看護職がバテてしまわないように、支える研究がしたい。

そんな思いで研究を進めてきました。

その過程で(9年前ぐらいだったと思いますが)信頼している方に「産科の看護職(助産師、看護師)を対象に虐待予防のための地域連携について」研究したいと相談すると

「産科病棟の看護職(助産師、看護師)を対象に研究するのは無理だと思う」と言われました。

その後、友達に相談すると「世間に求められていないんじゃない」と言われました。

がっつり落ち込みました。

しかし、それは自分がやりたいことが上手く伝えられなかったせいでしょう。そして、私の研究をよりよくしようと思うアドバイスだったのだと思います。

その時は相談にのってくれた方の意見をポジティブに捉えられませんでした。

この先どうしたらよいのか途方にくれながらも、産科に勤める看護職(助産師、看護師)を対象することは変えずに、研究を進めてきました。

そして現在、科研で「お母さん中心の支援で虐待を未然に防ぐ-共にある、気づく、つなぐ-」の研究をしています。

誰も協力してくれる方がいなかったらどうしよう?と不安で仕方がありませんでした。

しかし、心配は稀有でした。

全国の皆さまの協力で研究がすすめられました。

人数はこれくらい集まるといいなぁ~と思っていた人数でした。(全送付数の10%弱ですが)

そして研究協力者の方から、研究実施後に温かいお言葉をいただき嬉しかったです。

本当にありがとうございました。

皆さまの努力が無にならないように研究を進めていきますね。

今回ご縁があった産科看護職(助産師、看護師)の皆様とこれからも交流ができるといいな、そのためにどうしたら良いか現在考えております。

それではまたね。

今日も頑張っていきましょう。

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大友光恵
大友光恵
興味関心は、女性が社会でいきいき活躍できるように、女性の心と体の健康面からサポートすること。

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