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統合失調症の親を理解する絵本


皆さまこんにちは。

統合失調症は約100人に一人の方がかかる病気ですが、

知識はあまり広く知られていません。

親が統合失調症になった時に、その言動に子どもは戸惑い振り回されます。

そして、自分が悪いせいではないかと自分を責めたり、

あるいは人に言ってはいけないと言われ誰にも家庭のことを話せなかったり、

困っていながらも一人で抱えて過ごしています。

病気のことも良くわからず、家事ができない親の代わりに家庭のことを担っている子もいます。

そのような子ども達に病気のことを理解できるように説明し、困った時にどこに相談したら良いかなどを伝えるための絵本があります。

お母さんどうしちゃったの・・・-統合失調症になったの・前編-

お母さんは静養中-統合失調症になったの・後編-

絵本の目的は、お母さんやお父さんが統合失調症になったとき、お子さんは病気のことや今まわりで起きていることに理解が追いつかず、少なからず混乱している子どもに状況を分かりやすく伝えることで、お子さんを応援することです。

絵本の対象と使い方

子どもに関わる全ての方が、子どもの年齢にかかわらず取り入れやすいことから活用ください、

支援者がこの絵本を使用するときは、子どもとの信頼関係を築き、事前に家族に相談してください、と記載されています。

子どもの気持ち・行動の理解と対応

混乱と不安を感じる。

自分のせいかも…と考えてしまう

誰にもきけない、話せないと感じる

子どもなりに工夫してがんばる

怒りや恥ずかしい気持ちをもつこともある

このような気持ちについてケアをされないままだと・・・

体調や行動の変化につながることもある

人と本音でつきあえない、自信をもてない・・・といった「生きづらさ」につながることもある

対応

「病気のせいで様子がちがうんだよ」と伝える。

「あなたのせいではないよ」と伝える。

子どもなりのがんばりを「○○をがんばっているね」と認める。「つらい時は、そう言っても大丈夫」と合わせて伝える。

子どもの感じるいろいろな気持ちをどんな気持ちを認める。

子どもへの病気の伝え方や、絵本の読み方など詳しく載っています。

大人が統合失調症の理解ををするのにも分かりやすい絵本です。

絵本制作は、

NPOプルスアルハの看護師細尾ちあきさん、医師・精神保健指定医の北野陽子さんです。

今日もブログみていただきありがとうございます。

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大友光恵
大友光恵
興味関心は、女性が社会でいきいき活躍できるように、女性の心と体の健康面からサポートすること。

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