8月23日に厚生労働省は、妊婦と配偶者らが妊娠中の者及び配偶者等が新型コロナワクチンを希望する場合には、優先的に打てるように、自治体に通知を出しました。
新型コロナワクチンの接種を心配している方も多いと思うのですが、研究結果が出ています。
✔妊婦への新型コロナワクチン接種の影響については、流産、早産、胎児の発育不全、先天奇形、新生児死亡の発生率は、新型コロナワクチンを接種していない妊婦と変わらない。
✔妊娠中に新型コロナワクチンを受けた方は、臍帯血にも母乳中にも新型コロナウイルスに対する抗体があることが確認され、産後の新生児を感染から守る効果があることが期待されている。
日本産科婦人科学会も新型コロナワクチン接種を勧めています。
✔アメリカ疾病対策センター(CDC)は妊婦さんへのワクチン接種を強く推奨する声明を出しています。
✔妊婦が感染する場合の約8割は、夫やパートナーからの感染です。
そこで、妊婦の夫またはパートナーの方は、ワクチンを接種することをお願いします。
出典: ―新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第 2 報)―
研究結果を見ると、妊婦さん及び夫・パートナーは、できるだけ早くワクチン接種をした方が良いと思います。
Profile
最新の投稿
- 女性を支える2024年9月5日思春期の女子をもつ保護者には知っておいてほしい月経と鉄分の話
- 人を理解する2024年8月26日関係づくりが難しい人を理解する
- 妊産婦支援2024年8月21日第一子は病院で誰にもとりあげてもらえない墜落分娩でした
- 看護について2024年8月16日なぜ大人になってから勉強を始めたのか?理由はドクターからひどい屈辱をうけたから