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質的研究どうやって研究協力者を見つけたか(研究サポート2)


皆さまこんにちは。

今回は私の代表研究から、どうやって研究協力者を見つけたかをお伝えします。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/33/1/33_1_3/_article/-char/ja

この研究は質的研究です。

始めるときは、インタビューの練習のために、大学院の友達に協力をお願いしました。

皆さまの研究対象者は誰ですか?

研究をするためには研究協力者を集めないといけません。

まずは、試験(パイロット)研究をすると思います。

質的研究にしても、量的研究にしても

最初は、研究に関連する知り合いまたは、知り合いの知り合い、にお願いすると良いと思います。

このようにしている方がほとんどだと思います。

質的研究は協力者を誰にするかで、結果が変わります

質的研究は、誰に協力してもらうか?で研究結果がかなり変わると感じました。

目的について明らかになることを話してくれそうな方を、見つけることが大事です。

【前提】

研究目的は明確にしましょう。あとで「自分は何してるんだっけ」と思うことが多々あります。その時の羅針盤になります。

インタビューガイドは、指導者に見てもらい修正しましょう。これはインタビューに重要になります。あとで、論文に記載する時もインタビューガイドの内容を記載する必要があります。

【探す時】

研究目的に関連することが話せる人を探しましょう。いろんな人に私は「〇〇の研究がしたい!!」と言っておくことが大事です。私は、ママ友にも虐待予防の研究をしたいと伝えました。そうしたら、そのような内容の記事が新聞に載っていたよ、と教えてもらいました。その情報から、その地域の保健師さんに連絡を取りました。本当に助かりました。

研究目的に関連することが話せる人から協力者を紹介してもらいましょう。これを雪だるま方式と言います。そして、論文にそのことを記載します。

インタビューをしたときに、豊かな話ができる人かどうかで研究結果が変わります

自分でやってみてわかりました。

私はとてもよい研究協力者に恵まれました。

話をきいていると情景がうかびました。

ということで、研究協力者を知っていそうな研究者の方に連絡をとり、お伺いいたしました。

結果、そのような方は知らないと言われて、

雑誌記事や新聞記事から、自分で探しました。

その地道な努力が大事です。

そして、初めての方に会うのは、緊張します。

しかし、自分の研究を遂行するために連絡を取りましょう。

断られたら、また別の方にお願いしたらよいと思います。

断られる時も嫌な対応をされることはありません。

ほとんどの皆さまは、快く対応してくれます。

本当に助かりました。

インタビューが終わり、データを分析していく道のりはまた大変だったのですが、

それは、また後日記事にしますね。

研究をしようと思っているみなさまを応援しています。

では、また。

Profile

大友光恵
大友光恵
興味関心は、女性が社会でいきいき活躍できるように、女性の心と体の健康面からサポートすること。

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